タスマニア島をご存じですか? オーストラリア本土の南東海上に位置する、世界一空気と水がきれいと言われている島です。エメラルドグリーンの海、深く広く生い茂る森林、そして動物のイメージが強いオーストラリアの中でも野生動物の宝庫と言われるほど野生動物がたくさん生息しています。
もくじ
マリア島国立公園
マリア島はタスマニア州に属する島で、島全体が国立公園に指定されるほど自然豊かな島なんです。

ずっと“マライア島”だと思っていたけど
WikiやGoogleだと”マリア島”って出てた~
野生動物の中でもアイドル的存在なのがウォンバット! 野生のウォンバットはタスマニアの中でも東にある小さな島マリア島でしか見れないと言われています。タスマニア島を15日間ほどかけて反時計回りに一周周って、最後にマリア島へ日帰りで行ったのですが
マリア島にはタスマニア島の魅力が
すべて濃縮されていた!
と言っても過言ではないほど魅力的な島でした。何が魅力かというと海がきれい、自然が豊か、ウォンバットが生息している、 約2億年前に出来た砂岩の縞模様や3億年前に堆積した貝殻の化石が転がっているなどです。

2憶、3憶年前って、昔過ぎてイメージが…
マリア島への行き方
タスマニアのホバードへは、シドニーやメルボルンから直行便が出ています。マリア島は、ホバードより北に1時間ほど行ったTriabunna(トリアバンナ)のフェリーポートからフェリーで約30分です。私たちはレンタカーがあったので車で向かいましたがホバードからはバスでも行けるようです。ひとり当たりのお値段はフェリーは往復50$、島内でのロードバイクレンタルで33$でした。

バックパッカーにはなかなかの出費…
写真でマリア島散策
マリア島にある宿泊施設はキャンプ場2か所のみ。今回私たちはレンタカーで周っていたので日帰りで行きました。
ロゴが可愛いフェリーでした とにかく綺麗な海 島全体が国立公園なんてすごいですよね さっそくウォンバット~! またまたウォンバット 自転車で上り坂はきついです この辺りが最北端です Fossil Cliffs これが貝殻の化石です 凸凹道を通っていきます フェリー着き場へ戻ってきました 黒っぽいウォンバット 親子のウォンバット 海がきれい Painted Cliffs 多肉植物? 木陰に人が集まっていました きれい 野生のワラビー 四本柱が港の目印です 巨大給水タンク 木陰にウォンバット
※写真はすべてミラーレス一眼(LUMIX GF9)で撮影しました
野生のウォンバットたち
日帰りのマリア島で野生のウォンバット7頭に会えました、トテトテと走るように歩く子熊のような愛らしさにキュンキュン。 私の中で世界一カワイイ動物に認定しました。
毛の色が黒っぽい子、ゴールドっぽい子、色々でした。また親子でいるウォンバットを2組見かけました。ちなみにウォンバットの生態が面白くて、糞は四角。

これには理由があって糞を縄張りの目印にするそうで転がっていかないようになんだそう。どうやってこんなに四角い糞が作られるかというと、腸の形が特徴的なんだとか。 ちなみに消化が遅くて20日弱かかるらしいのですがそのため暑い草原でも飢えずに生き残れるそう。 ただ、四角い糞にも諸説あり水分量の兼ね合いとも言われているようです。

動物園にいるウォンバットは
四角じゃないこともあるそう
こんな方におすすめ
マリア島は車がないのでバスやタクシーが通っておらず、観光は自転車か徒歩になります。 そのため島を全体的に見て回る場合にはある程度体力が必要になります。 ただ野生のウォンバットに会うためなら、ウォンバットは意外とフェリー降り場の近くで見かけることが出来たので行ってみるのもいいかもしれません。また人がとても少ないのでの~んびり自然を感じたりすることが好きな人にはとってもおすすめです。ただし施設やショップは何もないので食料や水はある程度持参する必要があります。ビーチ沿いのレストランでのんびり…みたいなイメージで行くとあまりに何もなくてびっくりしてしまうと思います。オーストラリア旅行へ行かれる際は合わせて行ってみてはいかがでしょうか。