ワンワールドの大陸制世界一周航空券をベースに使って旅をしました!ワンワールド世界一周航空券を使って旅をしようか迷っている方、世界一周航空券ってどんな感じなの?という方へ向けて、実際に使ったルート・ルート変更方法をまとめました。
※世界一周航空券もいくつか種類がありますが、この記事ではワンワールドの世界一周航空券について書いていきます。
この記事では下記をまとめました。
- 世界一周航空券ルート ←全16区間
- 大陸別ルート詳細 ←LCCもたくさん使ってるよ
- 航空券はA4の紙1枚
- 海外からのルート変更方法
- 溜まったマイル・FLYONポイント
もくじ
はじめに
まずはじめに、世界一周航空券だけで移動をまかなうことは基本的に無理です!私たちも飛行機を使った回数は42回、そのうち世界一周航空券を使ったのはたったの16回です。え、それって全然お得じゃなくない?と思いますよね、結果からいうと、私たちはお得でした。値段が高い路線で優先的に使っていったからです。
世界一周航空券についてはまた別記事で
飛行機の他にも、レンタカー・キャンパーバン・バス・電車・フェリーと、大陸内では様々な交通機関を組み合わせて移動しました。公共交通機関がないところは自分たちで運転して周遊、深夜バスが充実しているところはなるべく宿代を浮かすべく深夜バス、観光には電車のフリーパスやフェリーなど、各国ごとに調べて柔軟に動きました。
ワンワールド世界一周航空券のルート
期限は1年でこちらJALへ確認したところ出発日で1年までということで、私たちの旅は366日になりました。全体16区間はもちろん上限MAX利用、アジア・オセアニア・南米・ヨーロッパ(北アフリカ含)の4大陸です。
成田➡シドニー乗継➡パース➡アリススプリングス➡シドニー➡オークランド➡サンティアゴ➡イースター島➡サンティアゴ乗継➡ペルー➡リオ➡マドリード➡ロンドン➡カイロ➡ロンドン乗継➡ヘルシンキ➡成田
大陸間の移動をメインに使っていて、南米・ヨーロッパではほぼ別途手配して移動しています。
青がアジア、茶色がオセアニア、赤が南米、緑がヨーロッパだよ、黄色は別途手配したLCC
大陸別のルート詳細
ワンワールドはカンタス航空、ラタン航空が利用できることが特徴です!
大陸内4区間以内がルールです。乗継も1区間にカウントされてしまうので、極力直行便で飛べるルートを考えました。また、陸路移動も1区間にカウントされてしまいます。南米とヨーロッパでは陸路移動も入っています。
オセアニア大陸では特別に追加ルールがあって
オーストラリアの大陸横断(西海岸から東海岸)は1回のみ
世界一周堂
例えば、ケアンズ➡アリススプリングス➡パース➡シドニー➡オークランドとかはNGなんです。
こだわらなければあまり問題ないのですが、パースからはエアーズロック空港への直行便がなくアリススプリングス空港になる、オークランドへの直行便はシドニーかブリスベンのみなど、直行便限定で考えると結構縛りはありました。
すべてカンタス航空利用です。
成田➡シドニー乗継(1/4区間目)➡パース(2/4区間目)➡アリススプリングス(3/4区間目)➡シドニー(4/4区間目)➡オークランド
一便目に利用する航空会社が世界一周航空券全体の発券、手続きをする会社になるそうで、パース行きはシンガポールやマレーシアなど経由地違いで何社かあたのですが、ワンワールドの加盟会社の中からJALにしました。
手数料とサーチャージでJALは約1万高かったんだけど、発券時も途中のルート変更とかも、日本の会社だから安心だしスムーズだったから結果良かったよ。
タスマニア島往復と、オークランドからクライストチャーチ片道にLCC追加しました。
すべてラタン航空利用です。イースター島へ就航している飛行機がラタンのみだったのでこれも決めてとして大きかったです。南米はイースター島のため、と言っても過言じゃないようなルート。
サンティアゴ(1/4区間目)➡イースター島(2/4区間目)➡サンティアゴ乗継(3/4区間目)➡リマ(3/4区間目)➡リオ(4/4区間目)
リマ➡リオは、飛行機は使わず陸路でペルー→ボリビア→アルゼンチン→パラグアイ→ブラジルとバスで移動しました。
イースター島のことをスペイン語では “Isla de Pascua”といって、正式名称はパスクア島。現地へ行くまで知らなかった。なので空港名もパスクア空港。
え?びっくり。南米を網羅しているメリットが減るとちょっと弱くなるね…
パタゴニアへ行く時とブラジル国内でLCCを追加しました。
ヨーロッパは本当にルートに悩んだところでした。基本カイロ往復のために使っている感じですね。
マドリード(1/4区間目)➡ロンドン(2/4区間目)➡カイロ(3/4区間目)➡ロンドン乗継(3/4区間目)➡ヘルシンキ(4/4区間目)
マドリード➡ロンドンは陸路で、この期間にほぼ全てのヨーロッパを周り終えて、最後にエジプトとフィンランドに寄って帰国した、という感じです。
はい、もう訳がわからなくなってますね。ヨーロッパ内は基本LCC・バス移動でした。なぜか突如北米が入ってきてますし。この辺りのルートについてはまた個別に紹介します。
ワンワールド世界一周航空券
じゃじゃーん!!
…そうなんです、航空券
実物は全然テンションが上がらない、A4の紙2枚です。2人分で4枚。
1枚目にはずらーっと予約した便が記載されています。
2枚目にも続き、そのあとに1件ずつ税金が記載されていて、合計金額が出ています。
- 航空券:354,600円
- 税金/チャージ:125,030円
- 合計:479,630円/人
航空券は4大陸のエコノミー料金だよ
旅途中のルート変更方法
私たちは旅中に2回、変更をしました。
ラタン航空のイースター便が出発前に出ている情報が少なく、変な日程しか取れず仮予約の状態でした。世界一周航空券は出発前にルートをすべて決めて発券しないといけないんです。ただ、日程変更は無料、ルート変更は有料なので、適当に日程だけ決めて、旅中に変更するつもりでした。
JALでは別途5000円の手数料が毎回かかるよ。発券時も、日程変更も。
航空券を発券したのは11月。3月にイースター島へ行きたくて、1月頃ようやく情報が増えてきて、NZからJAL窓口へ電話をして予約変更しました。
本来なら手数料5,000円かかるところが、JAL側でも時間変更が出た便があったということで、JAL都合になったため、0円で済みました。
ヨーロッパの陸路移動の兼ね合いで、ルートを微調整することになりました。
変更前:マドリード➡(陸路移動)➡ヘルシンキ➡ロンドン➡カイロ➡ロンドン➡日本
変更後:マドリード➡(陸路移動)➡ロンドン➡カイロ➡ロンドン乗継➡ヘルシンキ➡日本
ヨーロッパに入ってから同じく電話で変更手続きをしました。
こちらはルート変更料12,600円+JAL手数料5,000円がかかるのですが、サーチャージ等の差額が入り安くなり12,000円ほどで済みました、支払いは発券時と同じクレジットカード払いです。
チケットはなく、当日窓口へ行ってパスポートを見せるだけでした。予約日時の確認はJALのWEBからログインして確認できます。
マイル・ FLY ONポイントはどのくらい溜まった?
30,566マイル
30000マイルで海外往復だと上海、マニラ、あとウラジオストク?!ハワイやオーストラリアは片道25000マイルです。
ロシアか~ウラジオストクありだな~
22,510 FLY ONポイント
(うちJALグループ便 8,015 FLY ONポイント)
生涯会員権を目指したかったんだけど、入口の30,000FLY ONポイントにはエコノミーだと届きません。ビジネスだと届きます
もちろん知ってたけどね、ビジネスを買うなら別のとこに予算使いたかったから仕方ないね
JALマイルを貯めるには、CLUB-Aカード以上がいいです。元々みみじんがCLUB-Aゴールドカードに入っていて私は家族会員になりました。帰国後は解約しています。
おわりに
私たちの世界一周航空券を使ったルートは以上です。
JALの国際線なんてなかなか乗らないので、設備もサービスも最高過ぎてテンション上がりまくりでした。最初と最後がJALの国際線でしたが、正直エコノミーですらくつろげて降りたくないほどでした。
とにかく、ご自身の旅スタイルに合わせて移動方法を考えることが一番重要です。世界一周航空券だけを利用して旅をすることももちろん可能です。でもその場合どちらかというとバックパッカーで長期というより、短期の旅行や数か国周るビジネスマンにおすすめな気がします。あとは一旦帰国することも期間内なら可能なので、数回に分けた旅行などでもうまく使えば広がります。もちろん日本への往復は別途購入が必要になりますが。
また別記事で費用や世界一周航空券についてなどまとめる予定です。
最後まで読んでいただきありがとうございました(*^^*)