賃貸DIYをすると決めて、一番のネックがリビングと廊下のカーペット。フローリングにする方法はたくさんあるけど、だいたい賃貸ではクッションフロアの上に別のクッションフロアを敷く方法。だいぶ苦戦したけど、カーペットをフローリングにすることは出来ました!
もくじ
今回はかなり不安でした、Googleで「カーペット フローリング」「賃貸 絨毯 フローリング」など調べれば調べるほどネガティブな意見が多く、実際にうまく出来たという事例をひとつも見つけられないままスタート。
これは厳しいんじゃない?
いや、今回ほんとに厳しいかもしれない…
まず、大きく床材は3種類。本物の木の板のフローリング、塩ビタイルのフロアタイル、塩ビシートのクッションフロア。この3種類の扱いにくさ・価格・本物感は
フローリング>フロアタイル>クッションフロア。
うちはどれだろう?見分け方は簡単。本物の木ならフローリング、ビニール素材ならクッションフロア。フロアタイルは木じゃないけど硬いときかな。書斎はフロアタイル。
柄がプリントされているビニール素材のものは”クッションフロア”。クッションフロアは値段も手軽ではさみやカッターでカットできて扱いやすいからDIY初心者でも簡単。私が寝室・洗面所・キッチンに敷いているのはすべてクッションフロア。
そして、賃貸DIYでオシャレなフローリング風にする人はたいていどちらか。
1.フローリング/クッションフロア/畳→から→フロアタイル
2.フローリング/クッションフロア→から→クッションフロア
基本のベースがフローリングかクッションフロア。畳もフロアタイルは見かけたよ。ベースがカーペットは本当ない!
ちなみに畳にフロアタイルを敷いてる人はいたよ、カーペットより浮き沈みがないからいけるみたい。
持ち家の人や畳を剥がせる場合はクッションフロアを敷いてる人がいたよ、それは下地が平らだったら問題なしだよね。
散々調べて悩んだ結果
・カーペット→クッションフロアは×
フワフワ浮いちゃう…
・カーペット→4mmフロアタイルは△
ちょっとの希望はあるけど、タイル1枚1枚が浮いた島のようになりそう…そしてフロアタイルの説明をみると、必ずカーペット×ってなってる…(´;ω;`)
・カーペット→9mmコンパネ→4mmフロアタイルは〇
どうしてもフローリングにするなら、この方法しかない。ただ、12.5畳のリビングと5mの廊下にコンパネ敷き、運搬・カット、考えただけで大掛かり過ぎて…できればやりたくない…
そして最大の難点が、コンパネ9mmをカーペットの上に敷くと、ドアが開かなくなる…。4mmフロアタイルはギリギリ開閉できそうなんだけど、9mmは完全アウト。
やってみるしかない!!ということで、フロアタイルを購入することに。リビング・廊下は質感も重要ということで、クッションフロアではなくフロアタイルにしたよ。
なぜタンスのゲンにしたかというと、断トツ安かった!!!から。フロアタイルにも大きく二種類あって、滑り止めがついた並べるだけのものとはめ込み式のもの。カーペットの上だから、並べるだけじゃ絶対にズレるということではめ込み式を探したところ、ここが破格だった。相場が6畳5万円ほどのところ、タンスのゲンは6畳25,800円(税込)と半額近い!
佐川急便でタンスのゲンからフロアタイルが届いた!6畳4箱+12畳8箱で合計12箱。重さにして合計240kg…一旦和室へ。これで一部。
- サイズ 幅122×長さ18cm(厚み4mm)
- 枚 数 12枚/箱
- 重 さ 20kg/箱(1枚当たり約1.7kg)
1.2mちょいと長いし重いし、移動させるのにひと苦労。コンパネを発注する前に、まずは直置きだとどんな感じになるか一縷の望みをかけて実験。
DIYでいつも思うのが、家具の移動が結構大変。今回はリビングの床だからテレビと台と全部動かさないとで大掛かり、テレビは和室
テレビ台は廊下へ、テレビ・HDD・Amazon・ゲーム、配線が分からなくならないように覚えておくよ。
説明書が入っていたから読みながら。
お昼休憩~!最近はまってるのが、手作り油そば!極太の中華麺に、にんにく&豆板醤で炒めた豚ひき肉と玉ねぎの肉みそ・青ネギ・ニラ・卵黄をのせて、ごま油・めんつゆ・お酢・醤油・ラー油を混ぜたタレをかけて完成♡この時はキムチもあったからのせたよ。のりも美味しい!
タレの割合ざっくりは、ごま油大2、めんつゆ大2、醤油小1、ラー油小1/2~1、お酢小1であとは気分で調整☆
はめ込み方が難しく、悪戦苦闘しながらなんとか8列目くらいまで進めて、「あれ、いけるんじゃない?」という空気になってきた中、試しにフロアタイルの上を歩いてみると・・・
おー!
おー!
・・・
ないね、こんなん割れそうで走れないわ
・・・
だね。。えーここまで頑張ったのに
でも切ったのはそのまま使えるし、分からなくならないようにしまおう
そうだよね、進んだね!でもコンパネ敷けば大丈夫そうだね、頼もう。
ということで、外してしまっていく作業…最初と最後のカットした板だけ順番が分からなくならないようにマステに番号を貼ったよ。
ということで、最初の週末はここで終わり。
毎回思うけど、本当に寸法をはかるのが大変!!5mメジャーを使ってるけど徐々にメジャー使いこなしている自分に気づく。背は155cmだけど、普通に240cmの壁の高さとかひとりではかってるよ。たくましくなっていくね。
はかった寸法を基に、カットの割を相談して決定!木材の基本の3×6(サブロク板=900×1800)をベースに。ドアの部分は迷ったけどピース状でカットしておいてもらって、使うかどうかは後からきめることに。角の微妙なところとかどこまでコンパネ敷くか迷ったけど、自分たちで切るのは大変そうだからカットしてもらうことに。
これで発注!
このコンパネの量、なんだか本格的な感じ。前回同様、家具を動かして、掃除して、準備OK。今回はまず全面にコンパネを敷くから、リビングのもの全てを廊下や和室へ。
DIYというより、リフォーム感~
コンパネとコンパネはガムテで固定することに。
おー!・・・あれ、窓側のコンパネ足りない。
寸法をはかったりよく知ってるのは私。フロアタイルのはじめの列(ここが重要で一番難しい)が得意なのはみみじん。ということで、分担することに。私は近くのホームセンターに電車に乗ってコンパネを買いに。みみじんは並べはじめることに。
張り切って出て行ったけど、行ってから気づいたのが、分担間違えた…。1800×900の9mmコンパネ
必要サイズにカットしてもらって
端材ももちろん持って帰ります!とラップで包んでもらった結果、めっちゃ重い・・・。今後のDIYに使えそうで捨てられなかった…
これを持ってホームセンターから駅まで10分ほど歩いて、電車に乗って、家へ。自分の身長より25cmも長い木材をもって歩く女…改札で止められないように何食わぬ顔でさっと通って、電車では出来る限り目立たないように…いや、無理だわ
家に着くころには握力を使いすぎて両手が充血して真っ赤っか、自分こんなに頑張れるんだって、なんだか限界を超えた気がしたよ。
フロアタイルも進んでて、コンパネも無事全面に敷けた!
コンパネの上に敷くと、全然違う!!!はめ込み部分がピタっと本当に気持ちよくはまってくれる。
結構コツがあって、コツを掴んでからは作業スピードアップしたよ。
最後の縦の部分は縦カットがなかなかスムーズにいかず、残念だけどまた今度にすることに。
いい感じ~!!
冷蔵庫も動かしたよ、キッチンが狭いから冷蔵庫はここに置くことにしたんだ。冷蔵庫買うときデザイン重視で買ってよかった~!!リビングに置いても全然いい感じ。
この時斜め上から奥へしっかり押すように押し込むのがポイント。しっかり押し込めてハマると、「ストン」と下に落ちる感じになるよ。
長い面、短い面、どちらもmm単位の隙間もなく、ぴったりくっついていることを確認して凹凸を合わせる
長い面、短い面、どちらかに少しでも隙間があるとストンとおりてくれなくて、ちょっと斜めになっていたりする。あと稀に板の相性もあって、別の板に変えるとうまくおりたりもするから、試してみるといいかも。
ここでまったく段差がなくなる優秀なタイルと、段差が出来るタイルがある
説明書にはハンマーで叩くって書いてあるんだけど、下への音が気になってあまり叩けない…みみじんが編み出したのがくるくるダンス。かかとに過重を載せて周るスタイル。ハマってなかったやつも、これでだいたい「カチっ」となる。
まだドア周りや最後のところ、廊下は終わっていないけど、リビングの完成したところ~
コンパネを敷くという、結構大掛かりな作業が必要になってしまうけど、賃貸の絨毯もフローリングに出来ることが分かりました!今回入居時に絨毯の張替えをしてくれていて綺麗だったからそのままコンパネを敷いても大丈夫かなって思ったけど(最悪退去時張替えかもしれないけど…)、カビや虫など心配な方は防カビ防虫シートなどを敷いてからコンパネを置いた方がいいかもしれません。
・ドアがぶつかるところの仕上げ
・廊下の貼り方
・ドア枠などの凹凸部分の仕上げ
・ポイント❷カットのコツ
はまた後日更新します!最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)