我が家の洗面所は、トイレ・洗面所・洗濯機置き場・脱衣所が一体になっている古いタイプ。夫婦二人だから今は特に脱衣所とトイレの仕切りも作らず使っているよ。前の人は突っ張り棒で布をかけていたみたい。入居時に突っ張り棒が残ってた。前回は床にモルタル風のクッションフロアを敷いたよ、その時の様子はこちら。
【賃貸DIY:洗面所の床】簡単☆モルタル風クッションフロアを貼ったよ!今日は古さが際立っているこのドアをペンキ塗りのカフェ風のドアにしていきます!正直DIYはじめると決めた時は、まさかドアをDIYするとは思っていなかった。なんとなく、ドアってハードルが高いイメージだったんだよね。でも調べたらドアまで手を出しているDIY好きな人もたくさん!ということで、結構面積があって雰囲気にかなり影響するドア、うちもやることに。
もくじ
まずはじめはどんなドアにするかを考えます。賃貸のドアDIYを調べた中では、ざっくり4通り。
一番コスパがいいのはきっとこれだと思う。メリットは材料費が安くて手軽に買える。デメリットはドアの素材によっては剥がすときにドアの表面が剥がれてしまったり、糊が残ったりしてしまうこともあるよう。あとは綺麗に貼るのは結構難しいというクチコミも多かったよ。空気が入ってしまう、シワが出来ると戻らない、など色々言われているけど、綺麗に貼っている人もたくさん。まずは100均で試してみるのはアリかも。
Amazonや楽天でも木目やタイルのリメイクシートが45cm巾×10mで2,000円~で出ているから、100均でイメージの柄が見つからない時は見てみるといいかも。私はこれを棚とかに貼って使ってるけど思っていたよりいい感じの質感。
幅が広いマスキングテープをひたすらドアに貼っていく方法。縦に少しだけ隙間をあけて貼って、木目風にしたり、タイル風のマステを下半分だけ貼ったり、ドアの形状によって臨機応変に対応しやすそうなやり方。メリットはマステだから曲がっちゃったときなど貼り直しはもちろん、剥がすときも安心。細かいところも貼りやすい。デメリットはマステの柄や種類によっては縦の繋ぎ目が目立つかな?
これもアリだと思う!北欧柄のクロス、アジアン柄のクロスなど柄系のクロスをドアに貼ってアクセントにしたり、メタリックや木目など素材感にこだわったクロスを剥がせる壁紙のりで貼る。メリットは柄の選択肢が多いことかな。デメリットは材料費がかかるのと凸凹が多いドアには不向きかな。
ドアに壁紙を貼る(養生+両面テープ)
養生テープと両面テープを使って貼っていく貼り方。養生はマステでも、養生テープでもOK!メリットはテープだからラク、デメリットはテープで固定していないところが浮きやすいことかな。
ドアに壁紙を貼る(剥がせる壁紙のり)
剥がせる壁紙のりを使って、ドアに貼る方法。壁紙を貼る貼り方と同じだよ。平らなドアならおすすめ。
色々なやり方を見た中で、今回求めていた雰囲気にぴったりだったのが、この方法。ナチュラルでカフェ風の雰囲気が出るペンキ塗り風のドア。モールディングで凹凸をつけることでさらに雰囲気UP。メリットはペンキを塗るからDIY感が薄い、デメリットはペンキを塗れる下地のシートが高いこと。
まず必要なのが、ペンキを塗れる下地の剥がせるシート。これは調べた結果壁紙屋本舗の「Hatte me(ハッテミー)」一択だった。
今回DIYしたいドアは全部で3つ。まずは寸法をはかるよ。DIYすべてに共通するけど、しっかり寸法を測るのがとっても大事!面倒だけど、しっかり測ることをおすすめ。
- トイレ:54.5cm×179.4cm
- 書斎・寝室:79.4cm×179.4cm
ハッテミーは巾が46cmと90cmがあるんだけど、つながず貼れた方が綺麗なので90cm巾で購入することに。なので貼りたいドアの高さの合計=必要cm数になるよ。トイレのドア片面なら179.4cmなので2m。両面なら4m。今回他のドア2つの片面にも貼るので、合計8m購入すれば間違いなし。
ただ1,628円/mと高かったので、トイレの片面など繋ぎで使ってもいいや!ということで実はギリギリの7mで購入しました。
他の物でゴチャゴチャだけど、中央の白い丸ロールがハッテミー90cm巾7mです。
はさみでカットできるモールディングも壁紙屋本舗に売っているんだけど、高い!99cmで399円+送料888円。
トイレのドアは細長かったので、木材のカットの手間を省くために額縁を代用してみることに。A3の額縁を2つ購入して440円。
書斎と寝室はホームセンターの丸棒15mm、1本90cm約150円をカットして組み合わせることに。 上の細い丸棒は10mmのタイプ、これはキッチンの扉用。下の少し太い丸棒15mmがドア用。
ペンキも調べた結果、マットでカフェっぽいナチュラルな雰囲気に仕上がりそうなこちらのミルクペイントを購入。
ここで困ったのが、どのくらいの量が必要なのか。miniの70ml~1.2ℓまで4サイズあるんだけど、必要量がWEBで見つけられず、パッケージに記載があったので載せておきます。
- 200ml/1~1.4㎡
- 450ml/2.2~3.1㎡
- 1.2ℓ/6~8.4㎡
上記から書斎・寝室のドアは200mlでギリギリちょうど。(実際、余裕で足りました!)ということは、それぞれ違う色のドアにすることも出来る!イメトレの結果、3つとも違う色のドアにすることに。
カラーチャートを見てるだけでワクワク。ネーミングも可愛い。悩んだ結果、トイレはスノーホワイト、書室はピスタチオグリーン、寝室はヘンプベージュに決定。
ペンキを塗る際に必要なマステも合わせて購入。100円で売ってるよ。
ホームセンターの売り場で「通常のハケより少ない量で塗れる」というキャッチコピーに惹かれて購入したハケ。これが大正解!すごく塗り心地も伸びも良くて、塗りやすい。硬さはソフト・ミディアム・ハードの3種類、大きさは5種類。はじめの一本におすすめされていたミディアムの60mmサイズに。
違う色や水性ニスを塗るときも、洗って使いまわしているけど問題ないよ。ただ使い終わったらすぐ洗わないと、ペンキが固まって、次塗る時にボロボロ出て来て表面がペンキのカスでゴミがたくさんついているみたいになっちゃう。。
本当は出っ張り部分全部外したかったんだけど、ネジを外しても簡単に取れない部分があり(接着剤でも固定されているよう)力ずくで剥がすのが怖かったので、ネジで簡単に取れるノブ部分のみ外したよ。
ざっくりドアのサイズにカットしたハッテミーを貼っていくよ。壁紙と違ってのりがついてるから楽ちん。
外せなかった金具部分。うーんこれが正解か微妙だけど取りあえずやってみる。
もっと細かく切りこみ入れないとだったな。
とりあえず、こんな感じ。
額縁の枠を外したんだけど、この黒い出っ張りが見えてしまって格好悪い、面倒だけどペンチで全部外側に織り込むことに。
見えなくなった!
裏側に強力な両面テープ10mmを貼ってくよ。何かと使える10mmの強力両面テープ。
ざっくり左右の均等を測って、木枠を貼って、ドア周り・金具・床を養生して、塗装準備OK!
肝心の塗ってる途中は撮り忘れたので次回の書斎のドアで。
じゃーん!二度塗りしてドア完成!これが、白ペンキだから塗れてるのかどうか最初分かりづらかった…木枠だけはわかりやすかったけどね。
これがやりたかったの、ラベンダー×白のドア。満足~!
そして電球をセンサー式に変えたから、消さないようにマステで覆ったよ。「消してよ~」って言ってたのに「消したでしょ~」になったため、覆うことに。てきとーだけどシルバー×ホワイトがなんだかこの雰囲気に合ってていい感じ。
このBefore→Afterが自分でも見ていて楽しい(^^)
鏡に映る後ろのドアがいつもやだったんだよね。。
もう全然ちがう~嬉しい~!!!最近更新できてないけど続々とDIYは進んでいるのでゆっくり更新していきます。最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)
後日、書斎と寝室のドアも同じようにDIYしました
【賃貸DIY:ペンキ塗り風のドア】ハッテミー(Hatte me ! )とミルクペイントでカフェ風のドアづくり