アンダルシアってなんだか素敵な響きですよね。日差しを受けて輝く白い街、のどかなオリーブ畑。今回はひまわり畑観光と組み合わせてセビリアから日帰りで周れる白い街巡りについてご紹介します。ひまわり畑のポイントについてはひとつ前の記事をご覧ください。
もくじ
アンダルシアの白い街
その前に。アンダルシアの白い街は
なぜ、白いのか?
ずばり、暑さを和らげるためだそう。太陽の日差しが強く、年間の日照日数が300日を超えるこのアンダルシア地方では光を反射する白い色の漆喰が建物の塗装に使われていました。他には伝染病が流行った時代に石灰で壁を塗って予防した、などと言われています。今ではこの白い街の景観が綺麗で観光客をたくさん呼び寄せていますが、こんな背景があったんですね。
世界中で見かける白い街、青い街、カラフルな街…全部気候や土壌、文化が影響しているよね
セビリアから周れる白い街<5選>
セビリアから日帰りレンタカーでひまわり畑を鑑賞後、余った時間で近くの白い街散策をしました。
この日に行った場所は❶~❸です。 ❹のロンダは別の日に行ったのですが合わせて周ることも出来るため入れています。また❺のグラサレマは行っていません、セテニル~グラサレマ~セビリアというルートを考えていたのですが、運転が疲れたのともう一度カルモナに戻ってひまわり畑を見たかったのでセテニルからカルモナへ戻ることにしました。
カルモナはひまわり畑で有名ですがここも白い街です。私は車から降りずにさっと周っただけなのでほとんど写真がないのでご紹介できないのですが、時間に余裕がある方は是非観光してください。
カルモナに着いた時はとにかく“ひまわり”しか頭になくて、思わずスルーしてしまった…
高台にある教会と城壁が遠くから見ても印象的で絵になる街です。
ここからの白い街の眺めは最高でした。入場料を払えば城壁に上ることもできます。
教会の前にはオルベラのモニュメントがありました。
岩の地形を利用した住居が立ち並ぶことで有名な街です。突き出た岩の下の隙間に家を建てている不思議な光景です。
私たちは車を停めることができなくて遠くからしか見なかったのですが、近くで見ると異様さを間近に感じることが出来るので余裕がある方は近くまで行ってみてください。
ロンダはとても素敵な街でした。
セビリアの次の街をロンダにしていたのでこの日には周りませんでしたが、行かない予定の方でしたら一緒に周ってしまうのもありだと思います。ロンダは天空に浮かぶ要塞と言われているように断崖絶壁の上に街があります。ヌエボ橋と夜景が有名で人気の観光地です。
セビリアからバスも出ていますし、グラナダから電車も通っているのでレンタカーがなくても行けます。
セビリアからのバスの時刻表はこちら。
山に囲まれていて大自然が魅力の白い街のグラサレマ。とても素敵な街なので興味のある方は是非調べて行ってみてください。ロンダからバスで約45分と近いのでロンダと合わせて周っても良いかもしれません。
セテニルからグラサレマは約32km、グラサレマからセビリアは
アンダルシアの白い街巡り(GoogleMap)
❶~❺の場所をGoogleMapに入れました。左側のメニューに、「実際に周ったルート」と「ロンダとグラサレマを含んだルート」の二つを作っています。
- セビリア-カルモナ 35km 高速で30分
- カルモナ-オルベラ 82km 1時間15分
- オルベラ-セテニル 16km 25分
- セテニル-ロンダ 18km 28分
- ロンダ-グラサレマ 35km 45分
ロンダ界隈は山道なので時間に余裕がない場合は返却時間に追われてしまうのでカットした方がいいと思います。
まとめ
この記事ではセビリアからひまわりと合わせて周れる白い街をご紹介しましたが、アンダルシアで有名な白い街というとメジャーなのがミハス。他にもエステポナ、カサレス、モンタフリオ、ネルハ、フリヒリアナ 、アルコス・デ・ラ・フロンテーラ、アンケテーラ、サロブレーニャ、サアラ・デ・ラ・シエラ、スエロス・・・とアンダルシアには白い街が本当にたーくさんあります!!画像検索をして絶対行きたいところを1~2ヵ所絞り、あとは近くの白い街を周るというのがおすすめです。また、アンダルシアの拠点となるグラナダやセビリアの都市も白い街並みを感じられるので散策してみるといいと思います。
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