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【はじめに】ざっくり知りたい!アロマって何?

“アロマ” は皆さん知っているワードだと思います。でも、アロマってなんだかモヤっとしていませんか?

リラックスに使うもの、おしゃれな雑貨屋さんにあるやつ、マッサージやエステで使われているオイル、なんかオシャレなイメージ、意識高い系の人が家に置いているやつ…?

で、結局アロマってなに?

と聞かれると使っていてもしっかり説明できない人がほとんどではないでしょうか?また、アロマオイル、精油、エッセンシャルオイル、ブレンドオイル…この辺りのワードについても説明していきたいと思います!

アロマってなに?

アロマとは、薬より穏やかに広く効果を得ることができる植物療法です。

植物療法ってどうゆうこと…?

皆さんが普段使っている薬は、化学療法で効果のある成分100%で作られている治療薬ですよね。アロマは植物から成分を抽出しています、その中には薬で使われている成分ももちろん含まれています。ただ、植物には良くも悪くも雑味がたくさん含まれています。その雑味が魅力なのです。どうゆうことかというと、薬は効果のある成分Aだけを抽出して100%に作られたものだとします。アロマ成分はAは50%だけど、残りの50%には別の成分BCDも含まれているとします。そうすると薬より穏やかに広く効果を得ることが出来る植物療法というのがなんとなく見えてきませんか?

ヨーロッパでは薬、日本では雑貨

“アロマセラピー”という言葉を聞いたことがありませんか?日本語にするとアロマは芳香、セラピーは療法、つまり芳香療法になります。特にフランス・ベルギーを中心としたヨーロッパではアロマセラピーは治療法として古くから親しまれています。

にゅみ
にゅみ

ヨーロッパでは家庭の薬箱に抗菌効果の強いティートゥリーの精油が常備されていたり、そんな感覚だよ

ちなみに日本ではアロマは雑貨扱いになっています。なのでまだまだトレンド感やオシャレなアイテムとしてのイメージの方が強いのも納得ですよね。

アロマはストレス社会に最適!

近年日本の医療業界でも徐々にアロマセラピーが注目されつつあります。理由はストレス社会により原因不明の身体の不調を訴える人が増えているからです。原因不明の頭痛、湿疹、アレルギー、だるさ、ホルモンバランスの乱れ、イライラ…種類は様々で、当人も “病気ではないから病院へ行くほどではないけど、なんだか不調が続く” と常に何かしら不調を抱えて解決できないと仕方ないとあきらめている人はほとんどなのではないでしょうか。その、原因不明の身体の不調に希望の兆しをもたらしてくれるのがアロマセラピーです。アロマセラピーは薬より穏やかに広く効果を得ることが出来る植物療 、そして魅力的な雑味成分により何が原因だかわからない不調に広くアプローチできるため最適なのです!なんだかヨーロッパでは治療法として親しまれているということも、現代社会にぴったりということも、とても納得できませんか?

アロマは “直感的” に働きかける療法

そして私がアロマにはまったもう一つの魅力が “直感的” ということです。どういうことかというと人間は感覚器官が5つありますよね?視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚は身体の外部環境を感じる働きをしており、五感と呼ばれています。その中で嗅覚だけが唯一直感的な感覚器官なのです。

ちょっと思い出してみてください。何かを見たとき、判断する際に一瞬考えますよね?あれは〇〇だ!と見たものの情報から判断します。何かを聞いたとき、何かを食べたとき、何かに触れたとき、すべてその情報から判断します。ただ、何かを嗅いだときはまず好き!嫌い!が先にきませんか?また、ふっと懐かしさを感じたり、香りにつられて何か記憶が引き出されることもあると思います。

においは五感の中でも特に “感じる器官” と言われており、さらに記憶ともとても強い結びつきがあります。理由は脳にあります。嗅覚は五感の中でも脳の内側の方にあり、記憶を司る海馬自律神経に近い場所に存在します。

ストレス社会の原因がわからない不調に効果的なのも、自律神経に近い場所に存在しており、内分泌系にとてもよく働きかけるためです。

もう少し詳しく知りたい方はこちら

アロマからみる、嗅覚と脳のメカニズム
注意
アロマといっても様々なメーカーがあります。こちらの章で挙げている例は成分分析をしているケモタイプの精油を前提にお伝えしています

アロマオイル、エッセンシャルオイル、精油、ブレンドオイルの違い

精油

まず、アロマセラピー(=植物療法)で使用されるアロマとは、精油(=エッセンシャルオイル)のことを指します。アロマオイルは、精油 (=エッセンシャルオイル) をオイルで希釈されたものを指します。つまり、元になっているのは 精油(=エッセンシャルオイル) です。

では、精油とは何でしょうか?

精油とは、芳香植物と呼ばれる植物の花や果物の皮や木や草から採取できる香りの成分のことです。この香りの成分のことを専門用語では芳香分子と呼びます。この芳香分子(植物の香りの成分)の集合体が精油になります。

にゅみ
にゅみ

芳香植物は約3000種あると言われているよ、その中で一般的に使われているものは200種程度だそう。その200種程度の中にラベンダー、オレンジ、イランイラン…などが含まれているんだよ

なんだか理科みたいですよね。実際に植物から成分を採取するためには❶水蒸気蒸留法 ❷圧搾法 ❸溶剤抽出法…などがあり、まさに理科の実験のようなイメージです。

ちなみにブレンドオイルは基本的にはアロマとは関係ありません。様々なオイルだけをブレンドしたものがブレンドオイルです。ただ、いくつかのアロマオイルがブレンドされたアロマブレンドオイルであればアロマオイルと同様の意味になります。もし、通っているショップやマッサージ店で気になる場合はスタッフに聞いてみると良いと思います。

アロマでセルフメンテナンス

私たちの身体は思っている以上に素直なので、ストレスを感じると弱ってしまい、ウイルスに感染しやすくなったり、不調が進行したりします。また私たちの身体は日々新しくなっていますよね、体調が変われば好きな香り(求めている香り)が変わります。香りで自分の身体と向き合いセルフメンテナンスが出来るってなんだか魅力的ですよね。まずは一番身近な無印良品の精油コーナーで香りを嗅いでみるといいと思います。 嗅ぐだけだったら無料です(笑) いいな!と思う香り、これはいまいち…と思う香り、色々感じることが出来て今の自分の状態を知れると思います。

あとおすすめなのはお風呂での芳香療法。私のお気に入りはクナイプ。ドイツの塩とエッセンシャルオイルを使った入浴剤で、身体は温まり心もほぐれる優れものです。はじめからボトルを購入するより、まずは使い切りで好みの香りを見つけてみるのがおすすめです。ロフトなど雑貨屋さんでも見かけます(^^)

まとめ

ざっくりとアロマと魅力について理解してもらえましたか?よく、“アロマでリラックス” とうたわれている背景にはこんな魅力が詰まっていたのです。 アロマは嗅覚→脳を通じて→内分泌系・神経系・免疫系へ働きかけるため、日常的にアロマを取り入れることで普段から免疫力をUPすることに繋がります。

是非、ご自身のためにアロマを取り入れた生活をはじめてみませんか?

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