ついに、ヨーロッパも、世界一周旅も終盤です。東欧・中東21日間の後、9月下旬にマルタ島へ行きました。フィンランドから日本へ帰国したので、世界一周ルートの最後はこの章になります。
もくじ
はじめに
ヨーロッパは本当に周りたいところだらけで悩みました。イギリスの湖水地方などピンポイントで憧れていた場所と、行ったことない国を優先的に周っています。ヨーロッパの行く場所を決めるまではこちらにまとめました。
【世界一周ルート】3-0.ヨーロッパ・北アフリカのルートの決め方また、エジプトも強く惹かれていた場所で、気候的に出来るだけ後ろにしたかったので、アメリカ横断後に行きました。旅の終盤に行くには先進国ではないのでちょっと気合いが必要でしたが3泊4日のナイル川クルーズでは優雅な旅行気分を味わえました。
9/21に北マケドニアからマルタ島へ、11/19にヘルシンキから日本の成田へ。マルタ島ではマルタ留学している後輩と会って寮にお邪魔させてもらったり、観光も行かずにゆっくり疲れを癒す日々を送りました。イギリスからは途中10/5~11/7はアメリカ横断へ行っていたので、そこを除くと計25日間です。
- マルタ島 4日
- ゴゾ島 1日
- コミノ島 1日
- ロンドン 5日
- 湖水地方 4日
- カイロ 4日
- アスワン 1日
- ナイル川ツアー 4日
- ヘルシンキ 1日
ルートマップ・移動方法
東欧南下の後は、結構また飛んでいます。
スコピエ➡マルタ島➡ロンドン➡ロサンゼルス➡(アメリカ横断1ヵ月)➡NY➡ロンドン➡カイロ➡ロンドン経由➡ヘルシンキ➡日本
この章はすべて飛行機です。ロンドン➡カイロ➡ロンドン経由➡ヘルシンキ➡東京はワンワールド世界一周航空券の飛行機です。久しぶりのLCCではない飛行機は最高に快適でした。
ここの移動費用はちょっと出しにくいのですが、飛行機の区間はひとり14,500円+世界一周航空券です。他、レンタカーやクルーズなどは移動ポイントに記載します。
スコピエ➡マルタ(ルア) Wizz air 4,400MKD(約8,500円)/人
マルタ(ルア)➡ロンドン Ryanair 航空券25€+預入荷物25€=50€(約6,000円)/人
世界一周航空券代は
- 航空券:354,600円
- 税金/チャージ:125,030円
- 合計:479,630円/人
最大16区間中、陸路移動が2回だから14回のフライト利用。約48万円÷14回=約34,000円。ヘルシンキ→東京のJAL/フィンエアー便は約10万円。世界一周ルートの中で、距離が長くて高めのところへこの14回を利用したよ。
このルートの移動ポイント
マルタ島からフェリーで行けるゴゾ島では、観光バスで周りました。すごく快適に島内を観光できたので良かったです。音声ガイドは日本語もありました。
マルタ島⇔ゴゾ島 往復フェリー 4.65€(約550円)/人
ゴゾ島 Hop On Hop Off Bus 12.5€(約1,500円)/人
この時は観光バスを使って「お金でラクを取っちゃった!贅沢な観光方法だね~」って言ったけど、今振り返ると安かった。
マルタ島から行くもうひとつの有名な島コミノ島はモーターボートで行きます。こちらの方が高いです。ただ、行きに少し洞窟を見せてくれたり観光っぽさが入っています。
マルタ島⇔ゴゾ島 Comino Blue Lagoon Ferry 13€(約1,600円)/人
イギリスロンドンでは、ウユニ塩湖で知り合ったアメリカ横断提案者と先に合流し、3人になり、湖水地方を中心に郊外をレンタカーで周りました。Airbnbを利用し湖水地方に4泊、最後ロンドンに1泊、その後レンタカーを返却しました。
レンタカーがランクアップして、なんとBMWで旅をすることになりました。高級車にテンションUPだった私たち、それが、1日目は車トラブルもありロンドンから湖水地方への移動で終了。高速で右前のタイヤの空気圧が突然0になったんです、本当に本当に怖かったです。
2~4日目は湖水地方観光、5日目はコッツウォルズ、ストーンヘンジ、ウィンザー城へ行く予定でしたが、スケジュールを固めていなくて結果コッツウォルズ散策と営業終了後のウィンザー城周辺を眺めてロンドンへ戻りました。アメリカ横断に気を取られすぎてましたね、ま、そんなこともある。
レンタカー費用 5日間 190£(25,607円)/台
ガソリン代 湖水地方 56.06L / @1.309£(9,943円)
ガソリン代 返却前ロンドン市内 29.01L / @1.379£(5,401円)
ねーねーロンドンのレンタカー費用ってこれで合ってる?
おいおい、この完璧な家計簿に文句?
ちがうよ、安すぎるから見方あってるのか不安になって…
うん、合ってるよ、ロンドンレンタカーめっちゃ安かったんだよ
こんなに安かったんだっけか、びっくり。1日5,000円でしょ、3人で割ったら2,000円以下…すご。
湖水地方は生憎のお天気でしたが晴れ間もあり、湖水地方は憧れを裏切らない本当に素敵な絵本の世界のような景色でした。石を積み上げた壁の作り方がとても印象的でした。
カイロからアスワンへは夜行バスで行きました。ビルの地下がバスステーションになっていますがはじめ分からずこの周辺をウロウロしてしまいました。
カイロ➡アスワン upper egypt travel 60番 270EGP(約1,800円)/人
日本のツアー会社は高く日数も合わなかったので、海外のツアーを調べました。希望は、アスワンからルクソールまで3泊4日の観光付きクルーズツアーです。散々比較した結果、一番手頃で口コミが良さげだったtourradarで予約しました。色々不安でしたが、今振り返れば特にトラブルもなく、とても良心的な価格で楽しめたので良かったです。
アスワン➡ルクソール River Nile Story ー 4 Days 268£(約40,000円)/人
ツアーはロンドンから予約したので£決済でした。
このクルーズ船では毎日タオルアートがされているんだけど、このアートが独特。初日は吊るされていてめっちゃ怖かったよ。
このロボットみたいなのは可愛かった☆
イシス神殿、アブシンベル神殿、コンオンボ神殿、エドフ神殿、カルナック神殿、ルクソール神殿、王家の谷、ハトシェプスト女王葬祭殿と、エジプトといえば!!!の有名な観光名所をすべて周ることができました。
このクルーズツアーの詳細は別途まとめたいと思います。
おわりに
世界一周の最後は、11/19にフィンランドのヘルシンキからJALの直行便で出発し、11/20に日本の成田へ帰国しました。フライト時間は9時間、半日かからずに日本へ着いてしまうのがなんだか淋しく感じたのを覚えています。
この最後の飛行機に乗っている間は、本当になんとも言えない気持ちでした。
ついに、1年の世界一周旅が終了すること、ロシアの上空で “時間って、場所って、なんだろう…今この瞬間は飛行機に乗っている。けど、明日には日本にいる。そして昨日までは世界を旅していた。そしてこの日常になっていた世界を旅した時間はいつか奇跡の時間だったと振り返るかもしれない、けどそれは今日常で、日本に帰国したら非日常だった時間に変わる、そして今は飛行機に乗ってそんなことを思っている…それもすごい移動スピードで…” と、なんだかもうよく分からない感情がぐるぐるしていました。
この時の気持ちは今でもはっきり覚えています。
ただ、”帰りたくない” という気持ちはあまりなく、旅を早く終わらせたいとは一度も思っていなかったけど、“ただただ、日本へ帰るのが楽しみ” でした。すべてのお店のスタッフやアナウンス、看板が日本語という当たり前のことすらなんだかドキドキでした。そして朝日が昇ったあと、ロシア上空を結構低めに飛んでいたので道路や港や家が見えて、未知だったロシアの田舎であろう景色を眺めているうちに、いつか行ってみたい気持ちと、ロシアの広大さ、日本との近さを感じました。
世界一周ルートは、ヨーロッパ編から日本へ帰国しました。
最後、ヨーロッパから旅中に追加したアメリカ横断1ヵ月のルートをまとめて、世界一周ルートはすべて終了です☆最後まで読んでいただきありがとうございました!
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