バックパッカー旅では珍しい、物価の高いヨーロッパをガッツリ周りました。というのも元々ヨーロッパが大好きで、行きたい国がほとんどだったからです。そして陸路で繋がっているヨーロッパは、本当に本当にルートに悩んだエリアでした。
もくじ
はじめに
ワンワールド世界一周航空券ではヨーロッパ大陸には北アフリカエリアも含まれていて、合わせて考えることになりました。北アフリカはエジプト・モロッコと決定したいたので、行く場所に悩んだのはヨーロッパです。
北アフリカを決めるまでも、南アフリカを入れるか入れないかも相当迷ったよ、予算と日数の関係もありまた別の時に!ということでやめたよ
どうやって行く場所を決めたの?
世界一周前に行ったことがある国はイタリア・スペイン・スイスでした。イタリアは結婚前にみみじんとベネチア→フィレンツェ→ローマ→ナポリとガッツリ周遊していたこともあり今回は行かないことに。スペインとスイスは私だけ行ったことがあり、スペインはルート的に通りやすく、行ったことがあったのがマドリード・コレド・バルセロナで、今回アンダルシア地方に行きたかったので行くことに。また、みみじんにもサクラダファミリアは見てほしくてバルセロナも行くことに。スイスはチューリッヒ・マイエンフェルト・ツェルマット・グリンデルワルト・ベルンと一周していて、もう一度行きたいけど物価も高く、チャンスがあったら入れよう!と決めて一旦絶対行く場所からは外していました。
とにかく行きたい国を全て書き出しました。今まで憧れに憧れていた遠い国が、今この紙に書きだすだけで行けるんだ!という状況が不思議すぎて、魔法のペンでも手に入れたような気分でした。そんな中、絶対に行きたい国を自分と向き合って決めていくという現実的な作業でもあり、本当に行けるんだ!という実感が湧いてくる瞬間でした。
世界一周を決めるまでは、いっつも本屋さんへ行って、旅行のコーナーへ行って、行きたい国がありすぎてワクワクと同時に一生のうちに行けるんだろうか、といつもモヤモヤしていて。そんな中「世界一周」を実現している人のブログや本をみては羨ましすぎて、自分とは遠い世界の人、と諦めて、でも諦められなくて…。
普通に会社勤めで共働きで、看護師や美容師といった手に職でもなかったから辞めることを決心するまでが長すぎて…と。世界一周を決めるまでは色々ありすぎたのでまた別に書きます
ヨーロッパの絶対行きたい国を書き出しました、とにかく多いです。昔からいつか絶対に行きたい!!!と強く思っていたところです。
アイスランド
ノルウェー(フィヨルド)
スウェーデン(ストックホルム)
デンマーク(コペンハーゲン)
イギリス(ロンドン、湖水地方)
オランダ
スペイン(アンダルシア、ひまわり畑、イビサ島)
ポルトガル
ベルギー
フランス(モンサンミッシェル、ディズニー)
ドイツ(ノイシュバンシュタイン城、ロマンチック街道)
オーストリア(ハルシュタット)
チェコ(プラハ)
クロアチア(プリトヴィッチェ)
ギリシャ(アテネ、サントリーニ島)
次に、絶対行きたいと比べて優先度をさげたところ。比較的、世界一周に行くと決まってから調べて知って行きたくなったところは優先順位を下げました。
フィンランド
バルト三国(のどこか)
ハンガリー
ポーランド
ウクライナ(緑のトンネル)
チェコ(緑の草原モラヴィア)
イタリア(南イタリア、ランペトゥーザ島、サルデーニャ島)
ギリシャ(ザキントス島、ミコノス島、クレタ島、キルケラ島、アンティパクシ島)
マルタ
結局、ウクライナ以外国としては全部行きました。バルト三国はリトアニアだけ、地中海の島は相当調べて考えてかなり絞り、上記の中ではミコノス島だけ行きました。
どうやってルートを決めたの?
今回「ベストシーズに合わせて周る」というのが重視していた旅のスタイルでした。なのでハイシーズンでも高くても、季節は一択、6~9月の夏です。その中でも北欧は6~8月、9月は寒くなっていくなど色々細かいところもありルート決めは本当に大変でした。
今まで知らなかったのが、シェンゲン協定90日間の縛り。これは、シェンゲン協定に定められている国は、180日間(半年)の間に90日間しか滞在できないという原則です。90日間もあればって思うかもしれませんが、シェンゲン加盟国が多すぎてかなり駆け足でした。そして90日ぴったり使いました!
実は計算ミスで1日オーバーしていたんだけど、最後フィンランド無事入国・出国できました、イミグレではかなりドキドキだった…
ヨーロッパのルートまとめ
陸路部分はマドリードからスウェーデンまでです。青が陸路またはフェリーで移動したところです。
スペイン➡モロッコ➡ポルトガル➡スペイン➡イタリア➡トルコ➡ギリシャ➡オランダ➡ベルギー➡フランス➡ドイツ➡オーストリア➡チェコ➡デンマーク➡スウェーデン
陸路部分はスウェーデンからフィンランドまでです。
スウェーデン➡ノルウェー➡アイスランド➡リトアニア➡ヨルダン➡イスラエル➡リトアニア➡ポーランド➡ハンガリー➡クロアチア➡モンテネグロ➡北マケドニア➡マルタ➡イギリス➡(アメリカ横断)➡イギリス➡エジプト➡フィンランド➡日本
大きく分けると、南欧・モロッコ➡地中海周り・トルコ➡西欧・中欧➡北欧➡東欧(途中で中東往復)➡マルタ➡イギリスという感じでした。詳しくはこれから下記記事にまとめていく予定です。10月は1ヵ月アメリカ横断をしていたので抜けています。
ヨーロッパ・北アフリカのルートは時期順に下記のようにまとめます。気になっているエリアがあったらご参考にしていただけると思います。
No | エリア | 時期 | 国 |
---|---|---|---|
3-1. | 南欧・モロッコ | 6月 | スペイン・ポルトガル・モロッコ |
3-2. | 地中海周り | 7月上旬 | イタリア・トルコ・ギリシャ |
3-3. | 西欧・中欧 | 7-8月 | オランダ・ベルギー・フランス・ドイツ・オーストリア・チェコ |
3-4. | 北欧 | 8月下旬 | デンマーク・スウェーデン・ノルウェー・アイスランド |
3-5. | 東欧・中東 | 9月 | リトアニア・ポーランド・ハンガリー・クロアチア・モンテネグロ・北マケドニア・マルタ・ヨルダン・イスラエル |
3-6. | UK・エジプト | 11月 | イギリス・エジプト・フィンランド |
ヨーロッパで使った飛行機
世界一周航空券を使って6月マドリードIN、11月ロンドンからカイロ往復を決めていて、(ワンワールドの大陸制ではヨーロッパ大陸に北アフリカも含まれるルールがあります)最後11月20日にフィンランドから日本へ帰りました。
マドリードからロンドンは陸路移動にしてその間にヨーロッパ全体をバス・フェリー・LCCで周ろうと思っていました。
ものすごく見にくいのですが、これが実際に使ったLCCです。
おわりに
ヨーロッパはLCC・列車・バス・レンタカー・フェリーと陸路続きで交通機関も充実しているのでルートは自由自在です。値段重視ならLCCとバスの組み合わせがおすすめです。
物価が高く、シェンゲン協定の縛りもあり、ゆっくり出来ず駆け足でしたが、それでも憧れのヨーロッパを満喫でき、期待通りとっても素晴らしくて大満足の旅でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
世界一周の全体ルートはこちら
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